本日も先物・ダウともに大幅に下落した影響をもろに受けての上場となった3社(ドラフト、ミアヘルサ、リビングプラットフォーム)が大きく公募割れにてよりつくこととなりました。
IPOを取り巻く環境も非常に厳しい状況です。
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3社のそれぞれの初値
本日上場の3社の初値が決定されました。
それぞれ以下のようになっております。
ドラフト(5070):公開価格1580円→1221円(ー22.72%)
ミアヘルサ(7688):公開価格2330円→1748円(ー24.66%)
リビングプラットフォーム(7091):公開価格3900円→3550円(ー8.97%)
結果論でしかありませんが、こういう結果を見ると上場を回避した複数の会社の英断を支持するほかないですね。
ドラフトに関しては日興証券が主幹事なので当選後のキャンセルはペナルティがあります。BB自体がリスクがある結果となっており、A級銘柄以外は多少なりともリスクがある中ではペナルティーを選択する方が得策にも思えますね。
また、本日から購入申し込みが始まったヴィス(5071)はドラフトと類似企業ということもあり、当選者さんは市況の早期回復を祈っての購入申し込みとなりそうですね・・。
各社が引受価額を下回っており、誠意価格では収まるであろうという思い込みも非常に危険になってきました。
苦い思いをしたポート(7047)の件を思い出します。
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最後に
18日に上場予定だったFast Fitness Japan(7092)に関しては上場が中止となっておりますが、今後上場する各企業に関しても厳しい展開になるかもしれません。
この3月に被害にあった方はお気の毒ではありますが、リスクが少ないとされているIPOでも大きいリスクがあると分かっただけでもよかったのではないかと思います。(私も含めて)
ただ、例年であればもう少し良い結果となっているであろうだけに本当に当選された方は残念ですね。