【資金難に?】今後は当たり前になるかもしれない異証券会社優待クロスを考えた件

異証券会社間での優待クロス・・・いわば、信用売りと現物をそれぞれ別の証券会社で保持して権利日を跨ぐ。そしてそれぞれの証券会社で処分するようなクロスでしょうか。

”移管が間に合わない”というケースでの対応が今までは多かったのではないかと思われます。

しかし、カブコムの現引き・現渡し手数料導入により今後は当たり前になっていくかもしれません。

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なぜ異証券会社間での優待クロスをするのか?

なぜ、そんなことをするのか。

先ほど挙げたように、移管が間に合わないケースなどもありますが、今後必然的に考えていくようになる理由がカブコムの制度変更になります。

以前に投稿したようにカブコムの現引き・現渡しには手数料がかかります。そしてその手数料は損益通算の対象にならないというデメリットがあります。

クロスしかしていない人であっても確定申告前提であれば、無駄に掛かる諸費用自体が減らせるので異なる証券会社間でクロスをした方が得になります。

ただ、異証券会社でのクロスは配当のみの問題ではなく、譲渡損益も絡んでくるので確定申告が必要になる可能性が極めて高いとだけ認識しておく必要はあるでしょう。

そんな、異証券会社間のクロスを少々考えてみます。

異証券会社優待クロスを考えてみた

カブドットコムで信用売りした銘柄の現物手配に関しては現状で私は楽天証券をメインに使っております。

カブコムでゴールドプラン以上であれば現引き・現渡しの手数料も掛からないために異証券会社を絡めたクロスをする必要はないんですが、どうしてもゴールドプランをを目指そうとは思えません。ゴールドプランにするのも費用が掛かるためです。

という訳で、カブコムでは信用余力だけを管理するような形にしておいて、現物手配をどうするかの考察になります。

さて、最近各社が1日の約定代金の合計での手数料の値下げをしています。

値下げというか手数料無料なので、それを最大限活用してカブコムとは異なる証券会社で現物手配をしてクロスするのが良さそうです。

投稿時点で楽天証券・SBI証券・松井証券・岡三オンライン証券の4社に関しては1日50万円までであれば手数料がかからないプランがあります。

※SBIのみ制度・一般・現物をそれぞれ分けて算出。

この4社に関しては、現物に特化して手配すれば50万円x4で200万円までは最大で無料で手配が可能です。それも毎日の話です。

4社の中でも楽天証券・SBI証券の2社に関しては普段使いしている方が多いでしょうから、松井証券と岡三オンラインの2社に関しては使い勝手が良いかもしれません。

カブコムを開設している方で、上記4社を開設されていない方は口座開設しても良いかもしれません。

手仕舞いに関しては権利落ちの1日で手仕舞いするのがベストではあります。が、各社で数日にかけて手配して、仮に200万円を超える場合でも金利を多く支払う程度です。4社あればだいぶ融通が利くのではないでしょうか。

まあ、金額が大きくなると普通に現渡しをした方が安上がりということもあるかもしれませんが、それはきっとイレギュラーなケースでしょう。

もし楽天証券で大口優遇であれば、プランは超割コースにしておいて、1単元が10万円未満のものを全て0円で現物手配が可能になります。また、大口でなくても100万円以上になればいちにち信用で無料になります。

よって、

〜10万円、100万円以上はいくらでも→楽天証券(※10万円以下は大口の場合)

20万超〜50万円以下→松井・岡三オンライン(・SBI)

というような区分けが可能です。

50万円を超えるものに関しては安いところですが、楽天証券になるでしょうか。

もちろん、権利落ちまでに株価が上昇して、その範囲をまたいでしまう可能性もありますので、そのあたりのリスクを考えないといけませんが・・・。

とまあ、ここまで一般的なお話をさせていただきましたが、やり方によっては楽天証券だけでも事足りるかもしれません。

ただ、異証券会社でのクロスをしていると(資金が潤沢な方や担保がたくさんある方には関係ない話ですが、)少々問題が発生してくるかもしれません。

カブコムで現渡ししない=余計な資金が必要

標記の通りカブコムで現渡ししないということは、他社で現物所有することになります。

しかし、カブコムでは信用売りをするための担保が必要になりますので、担保がない場合には現金を担保にしないといけません。

担保を約3割と仮定して、

・100万円の信用売りをすると30万円

・300万円の信用売りをすると90万円

といった担保をカブコムに預けないといけません。

30万円にしろ、90万円にしろ今までは不要だったものが多くかかることとなります。

今まで不要だったものが多くかかるということは、今まで30万や90万円あれば他に数銘柄クロスできていたものができなくなるということです。

もちろん現渡し費用とクロスした場合の優待を天秤にかける必要がありますが、これは大きい機会損失かもしれません。

私はとりあえず2月クロスで数社だけはカブコム手配をしておりますが、今後も調子に乗って続けると大きい機会損失が生まれるかもしれません。

これは十分に考える必要があります。

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先のものを一旦カブコムに移管して再度移管する?

そこまでする?という内容かもしれませんが・・・

例えば、すでに取得した3月優待の現物を2月の間はカブコムに移管→その後に担保になっていた現金を出金する→2月優待クロスが落ち着いたら再度他社に現物を移管するということで問題は解決するかもしれません。

ただ、カブコムへの入庫に関しては問題なくても、カブコムからの出庫に関しては書類での郵送手続きが必要になります。

ここまでして対応するというのは個人的には割に合わないような気がしますが・・・どうでしょうか。

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最後に

どうしても現渡し手数料が損益通算の対象にならないというのがなんとも言えずに、異証券会社でのクロスを考えてみました。

確定申告が必要になりますし、若しかしたら色々な意味で資金効率が多少悪くなるかもしれませんが、異なる証券会社間でのクロスは検討材料にはなりそうです。

結局は在庫に強みがあるカブコムになりますので、使える部分は使ってうまく取得したいところです。

考察が甘いかもしれませんが、もし対応する場合にはSBIと楽天はもちろんですが、松井証券と岡三オンライン証券まで加味して動くべき。しかし、やりすぎには注意で資金効率が悪くなることを想定した方が良いかもしれない。ということを注意点に挙げておきたいところです。

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