老後までに3000万円必要とか本当!?

結構多くの投稿で老後までに◯千万円貯める必要がある。といったものを見かけます。

その中でもよくある数字は3000万円・・・。どこに根拠があるのでしょう。

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老後までに貯める資金は3000万円!?

老後までに貯める資金が3000万円なんてあくまでもあるモデルケースによる一般論です。

結局は老後にどういう生活をしたいか。また、老後に入ってくる収入、労働意欲、物価上昇、入っている保険、何歳まで生きるか、子供にいくら残したいか・・諸々の条件が人それぞれだからです。

もちろん、物価上昇や何歳まで生きるかという不確定要素がある中での算出は難しいです。

結局は収入と支出のバランス

老後の収入がいくらあるのか。毎月の支出はいくらあるのか。

結局はそこに尽きます。

適当なモデルプランを挙げてみます。考え方だけをご参考に。

例としてのモデルプラン

年金収入が65歳から毎月14万円の年金収入があるとして、毎月の支出が20万円。60歳でリタイヤとします。

85歳まで生きるとすると

必要資金は20万円x12ヶ月x25年間=6000万円です。

それに対して、収入は14万円x12ヶ月x20年間=3360万円になり、

60歳時点でためておいた方が良い金額は2640万円となります。

しかし、85歳よりも長生きした場合には、年金受給額<支出のため、2640万円では足りないという長生きリスクが発生してきます。

やはり、これではリスクが伴います。将来的に仮に

毎月の年金額>毎月の支出

の状態であれば、何歳まで生きても理論上は問題ないとみることが可能になります。

そのために年金を増やす繰り下げ支給を加味してみます。

繰り下げ受給すると!?

70歳まで年金受給を繰り下げると年金額は42%増えます。(年金 繰り下げ支給で検索すると、概要が出ると思います。)

先ほどのモデルケースの場合には、年金の支給額は198800円になります。

繰り下げることで、毎月の支給額≒毎月の支出

となり、長生きリスクをかなり軽減できます。

こう考えると、70歳まで生きるお金をためておけば、繰り下げ受給ができるので、

上記の場合には20万円x12ヶ月x10年間=2400万円をためておけば良さそうです。あとは、急な支出なども含めて若干のプラスを考えた方が良いのかもしれません。

年金支給前や年金支給後すぐに亡くなってしまうと、繰り下げ受給しない方が総年金支給額は高くなるので、繰り下げには十分な考慮が必要です。

結論としては、

年金予定額が毎月10数万円以上あれば、節約次第では2000万くらいでも十分に生活は可能になりそうです。

年金支給額が10万円にも満たない場合もあります

年金定期便を見ていると、将来の年金支給額の少なさに驚いている方もいらっしゃるかもしれません。

あれは、あくまでも『今までの支払いに対する、将来の支給見込み額』だと認識しています。最低加入期間はありますが、今後も年金を払うことで、増えていく金額です。

※シミュレーションは年金ネットで可能です。

ただ、人生どうなるか分かりません。急に自営業になって、国民年金になり、国民年金基金や付加年金もせずに・・・という場合には10万円には遠く及ばない年金支給額になります。

ずっと国民年金だけって場合には満額でも6万円台です。納付月が少ない場合にはもっと少なくなります・・・。

その場合には、もう単純に老後にいくら必要か。という問題だけではなくなってくるかもしれません。

現状で毎月20万円の支出がある場合には、毎月の年金額が6万円だとすると14万円の赤字になります。仮に85歳まで生きるとすると

先ほど算出した支出6000万円に対して、収入はわずか1440万円となります。不足額は4560万円です。

さらに長生きすると・・・考えたくもありません。

しかも、この場合には年金を繰り下げても、月々の支出にも遠く及びません。

ほとんど貯まらずに老後を迎える年齢になってしまうと

・支出を減らす

・長く働く

などの選択肢を考える必要が出てきます。

結論としては、

年金予定額が国民年金だけであれば、どれだけ頑張っても4000万くらいためておく必要があり、それが難しい場合には、長く働く等が選択肢になりそうです。

あくまでもモデルケース

上記の2例はあくまでもモデルケースです。

実際には人それぞれであり、企業年金があるようなところで長くお勤めの方であれば、年金を繰り上げて60歳から支給(金額は減ります)したとしても、毎月の支出次第では60歳時点での貯蓄がほとんどなくても、老後の生活は可能。という方もいらっしゃると思います。

多少の税金も考えないといけません。

もっと進んだ考え方をする場合には、若いうちから頑張って働いて、お金をしっかり貯めておけば、年金額に頼らない早期リタイヤ(セミリタイヤ含む)も可能になってくるのかもしれません。

若いうちに貯めたお金で、投資などでお金に継続的に働いてもらえれば早期リタイヤの年齢は早くなるはずです。

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最後に

住んでいる地域によっても違うでしょうし、持ち家・借家によっても支出額は大きく変わってきます。

3000万円とかっていう漠然とした金額ではなく、現時点でいくらの支出があるのか、老後の年金額はいくらくらいなのか。それを加味して老後の不足金額を計算する。

それに対して、今後の物価上昇や、節約できる金額などを加味する。持ち家の場合には、リバースモーゲージなども加味できます。

もちろん葬式代なども子供などに頼らないように、多少のプラスアルファを所有しておくに越したことはありませんし、答えは人それぞれなんですよね・・。

FPさんもピンキリですが、信頼できるFPさんがいれば、相談してみても良さそうです。

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