どちらを優先?〜配当利回りor優待利回り

配当利回りや優待利回りという言葉はよく耳にしますが、今回はちょっとだけ深掘りして考察してみたいと思います。

もしかしたら投資を始めたばかりの方は利回りへの意識が若干変わるかもしれません。

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配当利回りと優待利回りどちらを優先?

配当利回りと優待利回りの意味は分かっている前提でのお話になりますが、どちらを優先させたら良いのか。

いくつかのケースを挙げてみたいと思います。

①優待がほぼ金券の場合

100株で30万円の株で以下の通りどちらも利回りが1%

A.配当が年間で3000円

 (株主優待はなし)

B.優待が年間で3000円(例えばクオカード)

 (配当は0円)

上記の場合は、どちらが良いでしょうか?

私なら、Bを選択します。

というのは、

Aの場合は税金が引かれて、実質2400円の収入に対して、

Bの場合は3000円のクオカードで3000円分の買い物が可能です。もし、金券ショップに売った場合でも一般的に2800円以上で売れるので、換金する場合でも得です。

実際には他の損益にも関係してくるので、一概には言えませんが、優待は税金がかからないのが特徴です。

換金売りした場合などで一定額を超えた場合には本来は確定申告の必要がありますが、しなくてもまず分かりません。

よって、現金同様で使える優待の場合で同等金額であれば、優待を戴いた方がよいのかもしれません。

②優待が商品の場合

100株で30万円の株で以下の通りどちらも利回りが1%

A.配当が年間で3000円

 (株主優待はなし)

B.優待が年間で3000円商品(例えばジュース3000円分など)

 (配当は0円)

上記の場合はどうでしょうか?

Aの場合は税金が引かれて、実質2400円の収入に対して、

Bの場合は3000円の商品になります。

本当に欲しいもので、ディスカウントされる商品ではない場合はBが良いと思います。

しかし、上記の場合はジュースということで、実売価格が一般的には6〜7割程度のものも多いために

Aの方がお得になるケースが圧倒的に多いです。

酷いものだと3000円相当の商品でも半額以下で揃えることができるものもあります。

優待価値は人それぞれ

金券など以外の優待価値は人それぞれです。

優待利回りが高く、価値観が異なりそうな銘柄として、ダイドーリミテッド(3205)を具体例に挙げてみます。

ダイドーリミテッド100株の場合は

株価が1株464円(100株で46400円)※2018/5/2時点

配当が年間で100株で1000円(予想)

優待が100株以上所有で4500円相当の商品

をいただけます。

それぞれの利回りを計算すると

配当利回り・・・約2.15%

優待利回り・・・約9.69%

で、合計11.8%以上の利回りです。

肝心の優待商品は以下が戴けます。(昨年実績)

この価値はみなさまおいくらでしょうか??

4000円と感じる方もいれば「500円でも要らないよ。」という方もいらっしゃるともいます。

この企業の場合には人によっては

配当利回り+優待利回りの捉え方が

2%ちょっと〜10%超えまで様々になります。

ちなみに私にとっては4%くらいですが、このように商品の場合の優待利回りは人それぞれ価値が変わるために当てにはなりません。

原価が低くても優待利回りは高くできる

商品を優待に設定している場合には、原価の関係で利回りが良いことが多いです。

先ほどの会社の場合は4500円が定価だとしても原価率は相当低いと思います。よって企業にとってはクオカードなどで2000円の優待を実施するよりもコストは低く、かつ表面上の優待利回りを向上させることが可能になります。

飲食系の企業などが自社の食事券を優待にするのも同じ発想です。

飲食系の優待は普段利用する店舗であれば、非常にお得になります。

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まとめ

配当利回りは大事です。しかし、優待利回りは人それぞれで違うケースがあります。

どちらを取るかはケースにより、また人によって異なってくることがあります。

また投資するにあたっては配当も優待も変更の可能性があるため、企業業績や配当性向・株主還元方針なども考慮した方が良いかもしれません。

配当増額、優待増になりそうな銘柄、長期保有で優待が増える銘柄などを考えた上で、将来的なことを考える必要もありますのでご注意ください。

最悪のケースも想定して行動するようにしてください。

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