森六ホールディングス(4249)新規上場(IPO)承認〜初値予想

森六ホールディングス株式会社が12月20日の東証1部or2部上場を承認されました。

通年であれば、今週くらいである程度落ち着くであろう上場承認ですが、あと何件が承認されるのか楽しみですね。

さて、森六ホールディングスは12月20日上場ということで、昨日承認されたオプトランと2社同時上場となります。

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森六HD(4249)はどんな会社?

森六グループの事業内容は

・ケミカル事業

・樹脂加工製品事業

が主な業務なっております。

1663年創業(設立は1916年)の東京都港区の会社になります。

グループは森六ホールディングスと国内外の連結子会社28社及び持分方適用関連会社1社により構成されており、化学分野における「商社」機能と、自動車部品の「メーカー」機能を併せ持つことが特徴となります。

沿革

とても歴史のある企業になりますので、目論見書に乗っている沿革を大まかに記載します。

創業は寛文3年(1663年)に阿波徳島において、天然藍及び藍の肥料を販売したことに始まります。藍は古くから青色の染料として使用されており、当時の国内では木綿の普及と相まって、藍の需要が増大していました。

藍商売では江戸時代後期(1840年代)に関西に販路を順次拡大し、嘉永6年(1853年)に関東地区の販売本部を江戸に開設する等、商圏の拡大に努めるとともに、明治15年(1882年)に内外肥料の問屋営業を開始し、肥料商としての事業基盤を確立しました。

一方で、明治時代にドイツで人造藍(合成染料)の工業化が成功すると、明治42年(1909年)ドイツ染料メーカー等の特約店として、合成染料及び工業薬品の輸入販売を行い営業を拡大するとともに、化学品専門商社としての礎を築きました。

その後、近代化の第一歩を踏み出すため、大正5年(1916年)3月に資本金100万円で株式会社森六商店を設立し、本店を徳島県徳島市に、視点を大阪及び東京に設置しました。

分かりやすく図解すると以下のようになっています。(目論見書より)

江戸とか寛文3年とかすごいですね。私は明治時代くらいからの内容しか頭に入ってきません。

事業内容

ケミカル事業

森六ケミカルズ株式会社を中核とし、電機・電子材料、自動車材料、コーティング、ファインケミカル、生活材料及び樹脂加工製品分野で、化学品・合成樹脂製品の販売・製造と輸出入をしています。

分野別の主要取扱商品は以下のようになっております。(目論見書より)

市場のグローバル化に対応するために、中国、ASEAN、ヨーロッパ、北米にも事業を展開していますが、自動車関連のビジネスに強みがあると考えていて、樹脂加工製品事業と関連のあるタイと中国が海外の主要拠点となっています。

樹脂加工製品事業

こちらは森六テクノロジー株式会社を中核で、自動車四輪部品(内外装樹脂部品等)の製造・販売をしています。こちらは自動車部品が鉄から樹脂への材料置換が進む中で、大型樹脂部品の製造ノウハウや加飾技術を強みと考え、日本・北米・中国・アジア四極のグローバルな生産・開発体制を特色としています。

主要製品は以下のようなものです(目論見書より)

企業の歴史も古いので、一度くらいはお世話になっていそうですね。

なお、上記2事業の売り上げ、利益の構成比は以下のようになっています。

直近の業績は?

直近の売り上げや利益の推移は以下のようになっています。(上場前売上等推移)

これだけの歴史の企業ですから、さすがの安定です。

利益に関しては、今期は少し良さそうです。

IPO引受け幹事及び日程他

幹事・日程他は以下のようになっています。(予定)

主幹事 野村証券
幹事 SMBC日興、岡三、むさし、三菱UFJモルガン、SBI、みずほ、カブドット
想定価格 2610円(x100株)
仮条件決定 12/1
BB期間 12/4〜12/8
抽選日 12/11
購入申し込み期間 12/12〜15
上場予定 12/20
公募枚数 1228000株
売出枚数 2172000株
OA分 510000株

証券会社により日時が異なります。お付き合いしている証券会社のHPよりご確認ください。

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所感(参加スタンス)

前期は減損損失があったためPERは割高ですが、今期に関してみれば割安水準と言えそうです。長期で所有したら、割安PERから面白いかもしれません。

普通であれば、安定した株価になると推測しますが、IPOの特性上は評価されない可能性があります。

公募付近〜少し上の初値だと予想します。

参加はSBIのみかもしれませんが、公募以下で初値をつけるようなら、一段下がったところでセカンダリー参戦し長期保有するかもしれません。

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