仕手株〜失敗しやすい投資法。素人が勝つには?

「仕手」という言葉を聞いたことはありますか?

業績も良くなく株価が上がる要素がない状態にもかかわらず、株価が急上昇することがあります。もしかしたらそれは仕手(仕手筋)によるものかもしれません。

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素人には怖い仕手に関して簡単にまとめてみます。

仕手とは

仕手とは、(株などの公開市場で)短期的に大きい利益を出すために、人為的に大量の売買を行い株価の不正な相場操縦することです。

不正な相場操縦をする筋を仕手筋と呼びます。

相場操縦をすることは禁止されています。しかし、摘発は甘く上記のような不正な相場操縦は度々みられます。

簡単に例として流れを見ると、

①仕手筋がある程度、特定銘柄の株をある程度集める(集め終わる)

②株価を上昇させる・出来高を増やす・マスコミや投資顧問会社を利用して一般人に情報を流す

③一般人が注目して、買いを入れる(仕手筋も)

④買いが買いを呼ぶことで株価がさらに上昇する(仕手筋も)

⑤仕手筋は売りぬける。空売りできる銘柄であれば空売りをする

⑥株価が急落する(高値で掴んだ一般人は大損)

⑦仕手筋は空売りの買い戻しをすることで下げ相場でも利益が出る

このような具合です。

途中では過熱感を出さないように下落させたりリバウンドさせたりしながらの場合もあり、人間心理を利用して仕掛けてくるので一般人には太刀打ちは難しいです。

※上記の場合は①及び②の段階で株を取得していないと、利益の期待値よりもリスクの方が圧倒的に高くなります。

なお、仕手という言葉は「能の主役のことをシテ」と呼ぶことが由来とされています。以前、このような取引は普段は注目されない小さい証券会社でされることが多く、小さい証券会社が急に出来高を増やすのを「主役(シテ)がきた」と表されたことによるようです。

仕手筋に狙われる銘柄は?

仕手に狙われやすい銘柄はどんな特徴があるのでしょうか?時価総額が大きく活発に取引されている銘柄は株価の操縦がしづらく銘柄になることはありません。

仕手筋に狙われやすい銘柄は主に下記のような特徴があります。

①低位株(1株が安い)

低位株は資金が少ない人でも買えます。多くの人が参加すればするほど株価も変動しやすいので低位株は仕手に好まれます。また、取引するにあたり低位株は株価に対する最大上下幅の率が大きいため、一気に株価を上げることも可能です。

②発行株数が多くない(浮動株が少ない)

株数や浮動株が少ないほど、少ない取引回数で株価を操縦することが可能になります。ただ、少なすぎる場合は初期の株集めの際に、出来高急増等で周りに気づかれる可能性もあるために敬遠される場合もあります。

③信用売りが可能

信用売りを利用できる銘柄は、下落させる揺さぶりや調整もできるため、融通が効きやすいです。また、信用売りができない銘柄が仕手筋に狙われた場合は、一気に上昇することが多くなります。

他にも細かい特徴はあります。また、仕手筋は多く存在するため、常にいくつかの銘柄は狙われている状態です。

仕手に勝つチャンスは?

基本的には一般人にチャンスはありません。数回は運良く勝てても多くの仕手銘柄に手を出すと損失が出るように収束していきます。

ただ、数年に一回くらいのペースで不自然な上昇を繰り返す銘柄はあります。そういった銘柄を株価が落ち着いている底値圏の時に仕込んでおく。という手は一つの手法かもしれません。

会社が倒産や業績の更なる悪化をしない。という前提で、そういう銘柄を複数銘柄持っておけば、「いつか仕手に狙われて上昇するかも」という状態が出来ます。

株価の下落リスクは若干ありますが、面白い投資手法かもしれません。
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最後に

仕手株の値動きは見ていると本当に面白いです。

数ヶ月かけて株を仕込むこともザラですから、事前に気づくのはとても難しいですが、動き出してからの値動きを見て、上に行くか下に行くかを予想するトレーニングをしてみてください。基本的には負ける人の方が圧倒的に多いのでオススメはしませんが、トレーニングしてみて良い結果が出るようなら相場観は飛び抜けているはずです。チャレンジする価値があるかもしれません。

管理人もお祭り気分で何度か参加していますが、基本的には負けてます(笑)
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