PO(公募・売出)とは〜PO投資法

POは「Public(公開の)Offering(売り物)」の略で、日本語では公募と呼んだりしています。

日本郵政株での政府による大規模なPOは記憶に新しいですね。

POの概要や流れを見てみます。

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POとは?

公募・・・上場企業が新しい株を投資家に発行することです。公募増資という単語がよく使われます。

売出・・・すでに発行されている株式を投資家に売り出すことを指します。(日本郵政は政府による売出です)

※公募増資の場合は、企業の価値は変わらないのに株数が増えることで、既存株主からすると懸念材料になります。

POはある時点での終値から数パーセントディスカウントされた価格で購入できるのがメリットです。ただし実際の受け渡しは購入申し込みの数日後になりますので、売れる状態になる頃にディスカウント価格を割り込むこともあります。

POの流れ

通常のIPOとほぼ同じです。

簡単な流れだと

ブックビルディング(〜売出価格決定まで)→売出価格決定→抽選→当選した場合は購入申込(or辞退)→数日後の受け渡し

となります。実際の売出価格決定日は幅がありますが、初日で決定することがほとんどです。

具体例として、先日の日本郵政の2次売出の流れを取り上げます。

  予定 実際
ディスカウント率 2〜4%ディスカウント 2%ディスカウント(1322円)
ブックビルディング期間 2017年9月15日~ 売出価格等決定日 9月15日〜25日
売出価格等決定日 9月25〜27日のいずれか 25日
抽選日 同上 25日
購入申し込み 抽選翌日〜(26〜28のいずれかから) 26日〜
受け渡し日

売出価格等決定日が

25日の場合は9月29日

26日の場合は10月2日

27日の場合は10月3日

9月29日

となっています。売出価格等決定日に幅を持たせていますが、初日で決定されており、25日の終値から2%ディスカウントされた価格にて売出が行われています。

POのメリットとリスク

POのメリットはディスカウントした価格で購入できることです。

ただ、売出価格決定から受け渡しまでの時間が長いことが大きいリスクになります。受け渡しまでは株価が売出価格を下回らないように安定操作と呼ばれる買い支えが行われますが、実際に売る時点では売出価格を下回る可能性がありますので要注意です。

PO投資を行う際には、

POの規模・・・小さい方が良い

株価の安定性・・・安定していない株は振れ幅が大きいため数パーセントのディスカウントではリスクの方が大きい

ディスカウント率・・・率が高ければ高いほど良い

上記の3点は重視した方が良いです。

信用売りを利用する方法

POで買う数量と同数量を信用売りすることでディスカウント分のサヤ取りができます。ただし、抽選日の終値で信用売りするには当選数量が正確には分からないことがリスクになります。当選後に信用売りをしてもサヤ取りができる場合は有効かと思います。

ただし、貸株料がかかったり逆日歩が発生することもありますので注意してください。

よくない方法であれば他の方法もなくはないですが、ここまでにします。

また、金融庁の規制が平成23年になされていますので、こちらに抵触しないようにお願いいたします。

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まとめ

PO投資はディスカウントを利用して利益を出す手法です。

また、長い目で見て持ちたい銘柄であれば取得のチャンスでもあります。

IPOと比べるとリスクがありますが、比較的当選はしやすいです。利益も少額にはなりますが、投資には積み重ねが必要です。良さそうな銘柄には積極的に応募していきましょう!

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