単元未満株(S株、プチ株、ワン株)とは〜株主優待の長期認定にも?

単元未満株(端株)をご存知ですか?

通常の株式投資においては、最低単位というものが決まっています。一番多いのは100株単位での取引が多いです。

例えば1株3000円の場合は、100株で30万円という1単位で取引がされています。

ただ、証券会社の融通により1株単位で超少額で株を購入ができる場合があります。

見ていきましょう!

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1株単位で買える株がある

主なものをご紹介いたします。

SBI証券・・・S株

マネックス証券・・・ワン株

カブドットコム証券・・・プチ株

などが挙げられます。

これらは1株単位で購入することができるので少額の投資家や1単元だと買いたくない銘柄がある場合には強い味方になります。

※なお通常単元の1/10株単位で購入できるミニ株という制度もあります。

単元未満株取引のメリット

①単元未満株でも配当がもらえます。

単元未満の株を所有する場合でも配当がいただけます。ただし税金も同じように約20パーセント引かれますのでご注意ください。

②少額での分散投資が可能になります。

少額しか運用できない場合でも、単元未満の株を複数銘柄所有すればリスクの分散が可能となります。

③手数料もお手ごろです。

最低手数料が安く設定されています。手数料は以下をご覧ください。

  手数料(税抜)
SBI証券のS株 約定代金の0.5パーセント(最低手数料50円)
マネックス証券のワン株 約定代金の0.5パーセント(最低手数料48円)
カブドットコムのプチ株 約定代金2万円まで100円、以降1万円増加まで毎に67円がプラス

④分割の権利ももらえる。

株の分割の際にはそれに応じた分割が行われます。例として100株が1単元の銘柄を20株所有していた場合で1:5の分割が行われた場合には100株になり1単元にすることも可能です。

⑤優待の長期保有が認められる場合がある。

※後述させていただきます。

単元未満株取引のデメリット

①リアルタイムの売買ができない

通常の取引とは違い、リアルタイムでの約定ができません。基本成行注文になります。

※約定時間は以下をご参照ください。

  注文時間 約定予定時間
SBI証券のS株 〜当日10:30 当日後場始値
10:30〜15:30 受付不可
15:30〜21:30 翌営業日前場始値
 21:30〜24:00 翌営業日後場始値
土日祝日 翌営業日後場始値
マネックス証券のワン株 〜当日11:30 当日後場の始値
11:30〜17時ごろ 受付不可
17時ごろ〜 翌営業日後場始値
土日祝日 翌営業日後場始値
カブドットコムのプチ株 00:01〜10:00 当日後場始値
10:01〜23:00 翌営業日前場始値
23:01〜24:00 翌営業日後場始値
土日祝日 翌営業日後場始値

②議決権がない

議決権がないということは株主総会の招集通知も来ません。よって株主総会にも参加ができません。

③1株だけの所有では株主優待が受けられない場合が多い

通常は1単位以上所有している株主に限定している企業が多いので株主優待を取得できない場合が多いです。

④銘柄が限定される

証券会社の融通により行われるため、証券会社毎に取引できる銘柄が若干異なります。また、扱えない銘柄もあります。

株主優待の長期認定に利用する

株主優待は多くの企業で実施されています。その中で、株の所有期間に応じて優待内容が異なってくるケースがあります。

例えば

100株以上でクオカード1000円

※3年以上保有の株主にはさらに1000円分を追加

というケースです。

その場合に100株を持ち続けるのは株価の変動リスクが高いため、1株だけをずっと持つ→優待直前で100株を取得する(クロス取引・つなぎ売りも含めて)という手法を使うことで長期保有の認定がされるケースがあります。

1株であれば、株価が変動しても大した金額にはならないため、追加優待の価値と比較すると有益な場合が多いです。その場合には単元未満株は大きい武器になります。

※すべての銘柄が長期保有の認定がされるわけではないので自己責任でお願いします。認定されないとしてもリスクは少ないので、ダメ元でトライしてみるのも良いと思います。

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まとめ

単元未満株を利用することで、少額でも分散投資を行うことができます。

また、株主優待の長期認定にも利用できる場合が多いので、優待投資家・クロス投資家には強い味方になります。

ただし、リアルタイムでの取引ではないことと、議決権がないことなどがデメリットとなります。

ミニ株に関しては長期認定の対象にはならないことがあるのでご注意ください。

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