現引き(品受け)とは?現渡し(品渡し)とは?

信用取引をしている際の現引き(品受け)や現渡し(品渡し)とは一体なんでしょうか?

どちらも信用取引の決済方法の一つです。

概要やメリットを簡単にみていきましょう。

なお、現引き=品受け、現渡し=品渡しです。証券会社により呼び方が違うだけです。

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現引き(品受け)とは?

信用取引の決済方法の一つで、簡単に言うと

【信用買いしている銘柄を現金を支払い現物株式にすること】です。

信用買いしている銘柄は証券会社が(信用代金の担保として)保有しています。現金を証券会社に支払うことで現物株式にすることを現引き(品受け)といいます。

ではどのような場合に現引きという作業をすることになるのでしょうか?

現引き(品受け)をする場合〜主な3つの目的とは

現引き(品受け)をするケースとしては下記のようなものが挙げられます。

①手数料の節約のための現引き(品受け)

現物株式を手に入れる場合に、通常の現物買い注文を出すよりも、信用買い+現引き(品受け)をした方が安くなる場合があります。

※詳しくはコチラをご参照ください。

②信用取引の返済期間があるための現引き(品受け)

信用取引は一般的には期限が定められています。その期限が来る前に決済をする必要があります。

③買い付け余力に余裕ができたための現引き(品受け)

これは買い付け余力がなかったために信用買いをしていた場合です。その場合は買い方金利を1日毎に支払っています。入金したり、他の株を売ったりした場合に買い付け余力が増えて現物株にすることでランニングコストを節約することが可能になります。

※なお、現引きをすることにより買い付け余力は減ります。

現引き(品受け)の費用は?

基本的には費用はかかりません。(ただし1日信用取引等ではかかる証券会社もありますので各社HPをご参照ください。)

では、次に現渡しもみていきましょう。

現渡し(品渡し)とは?

こちらも、信用取引の決済方法の一つです。簡単にいうと

【信用売りしている株と現物株を同一銘柄の同一数量を相殺すること】です。

どういう場合に現渡し(品渡し)の作業をするかみていきましょう。

現渡し(品渡し)をする場合〜主な2つの目的とは

現渡し(品渡し)をするケースとしては下記のようなものが挙げられます。

①手数料を節約のための現渡し(品渡し)

ある銘柄の現物株のみを持っている場合でその株を売りたいとします。その場合に通常の現物売りをするよりも、信用売り+現渡し(品渡し)をした方が安くなるケースがあります。(現引きと同じ理論です。)

②クロス取引(つなぎ売り)の決済のための現渡し(品渡し)

株主優待を取得するために、現物株+信用売りという状態の場合に現渡し(品渡し)をすることで手数料を節約して決済をすることができます。

現渡し(品渡し)の費用は?

基本的には費用はかかりません。(ただし1日信用等ではかかる証券会社もありますので各社HPをご参照ください。)

最後に

クロス取引には欠かせない決済方法の現引き(品受け)、現渡し(品渡し)ですが、利用することで通常の現物取引をするよりも手数料を節約できることがあります。

※ちなみにSBI証券の現引き、現渡しのやり方はコチラの記事の一部でご紹介しています。

※カブドットコム証券の場合はコチラです。

数多く取引する場合は手数料を大きく削減できますので、信用取引口座を持っていない方は開設してみてはいかがでしょうか。

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